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11/17(日)17時~「源氏の歌会」を開催します♪

EVENT
2024.10.29

【シリーズ第四回】※単発でも楽しめます※
年間シリーズで開催中の「源氏の歌会」第四回、この会だけでも楽しめる内容です!
タイムアウトのお客様にも大人気の大河ドラマ『光る君へ』✧✧
これまで開催の「歌会」の盛況も受け、、
日本が誇る世界最古の小説『源氏物語』の魅力と、
作品内(外)で詠まれた和歌を味わいながら、紅葉をお題に歌を詠みます✧✧

『源氏物語』の中でも特に著名な名場面「紅葉賀」の巻。
光源氏と頭中将が「青海波」を舞う麗しいシーンとともに、
舞に使われた平安時代の雅楽も鑑賞します。
併せて「花宴」の巻で光源氏が舞った雅楽にも触れましょう♪
また『古今集』『源氏物語』の中から、紅葉が詠まれた代表的な和歌を知り、
平安時代の紅葉の詠まれ方を理解しながら、
「紅葉」題の和歌の参考にしてみましょう。

講師は引き続き、古典和歌の研究と海外への普及、現代・未来への継承にも
努めておられる、フィットレル・アーロン先生。
講和の後半は秀歌数首を披講(声を上げて歌う)や、
実際に歌を詠む歌会も楽しみます♪

座学の後は”奏でる”第二部♪
今回は初企画”和のオープンマイク”を開催します✧✧
和楽器を奏でる方、洋楽器であっても唱歌や民謡など、、
日本古来の楽曲を選曲いただければ、どなたでもご参加いただけます!!
お一人最大10分(1~2曲入れ替え込み)。
事前に、またはご到着時にエントリーください。

◆歌会のお題は「紅葉」◆
「もみぢ」は古文で紅葉(色づいた秋の葉っぱ)全般をいい、現代の楓の紅葉に限定しません。
「桜のもみぢ」や「蔦のもみぢ」や「ははそのもみぢ」なども詠めます。
紅葉と関連して詠まれるものは、まず「露」と「時雨(しぐれ)」が多いです。
平安時代には、木の葉を色づかせたのは露と、晩秋から初冬にかけて起こる時雨(一時的に降ったり止んだりする雨)だからです。
その他、紅葉は色とりどりの錦に見立てられることも多く、神に供える、細かく切った紙または布である幣の変わりに供えるということもしばしば詠まれます。

【詳細】
16時40分開場 17時~20時(終了後は通常営業となります、第二部のご参加状況によっては、延長もあり)
参加費 2,500円(オーダーは必須ではございません、もちろんオーダーも可能です)
※お席の都合上ご予約歓迎いたします(必須ではございません)

◆講師・フィットレル・アーロン氏のご紹介◆
早稲田大学高等研究所招聘研究員。日本古典文学研究者・教員。
ハンガリー出身。8~13世紀の和歌を中心に、日本古典文学、主に日本の古典和歌の外国語訳と海外における受容、変容、伝達について研究している。2020年から、和歌の多言語翻訳研究会「世界の中の和歌―多言語翻訳を通して見る日本文化の受容と変容―」の主催者の一人である。日本古典文学作品のハンガリー語訳も作成しており、今まで『更級日記』と『百人一首』(カーロイ・オルショヤと共著)の全訳などを刊行。2021年から令和和歌所の活動に参加し、古典和歌の現代・未来への継承にも努めている。