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9/8(日)17時~「源氏の歌会」を開催します♪
【シリーズ第三回】※単発でも楽しめます※
年間シリーズで開催中の「源氏の歌会」第三回、この会だけでも楽しめる内容です♪
タイムアウトのお客様にも大人気の大河ドラマ『光る君へ』✧✧
これまでの「歌会」の盛況も受け、、
日本が誇る世界最古の小説『源氏物語』の魅力と、
作品内(外)で詠まれた和歌を味わいます。
今回はシリーズ中で最も、現代の私達の生活に身近な会✧✧
『源氏物語』がベースとなって生まれた、後世の芸術や文化は、
枚挙にいとまがありません。
絵巻物や「源氏絵」の描かれた調度品、お香。
また能など古典芸能や、現代では映画や漫画等々の作品群、、
さらには海外での翻訳作品や評価など、、
その魅力とともに、及ぼした大きな影響を知ることで、
『源氏物語』をより身近に、味わい深く感じられるでしょう。
ベースとなった場面とともに、そこに見られる和歌も鑑賞します。
講師は引き続き、古典和歌の研究と海外への普及、現代・未来への継承にも
努めておられる、フィットレル・アーロン先生。
講和の後半は秀歌数首を披講(声を上げて歌う)や、
実際に歌を詠む歌会も楽しみます♪
座学の後は”奏でる”第二部♪
今回は初企画”和のオープンマイク”を開催します✧✧
和楽器を奏でる方、洋楽器であっても唱歌や民謡など、、
日本古来の楽曲を選曲いただければ、どなたでもご参加いただけます!!
お一人最大10分(1~2曲入れ替え込み)。
事前に、またはご到着時にエントリーください。
◆歌会のお題は「もののけ」◆
「もののけ」とは、他人を苦しめる怨霊(死霊や生霊)。
古人は、激しい精神的な苦しみや恨みのため、魂が身から抜け出ると信じていた。
和歌に詠むと、「魂(たましひ)」や、魂が身から抜け出るという意味の「あくがる」、
あるいは苦しみや恨みを持つ心である「心の鬼」、
思い迷う心の状態である「心の闇」などという言葉が使われる。
イマジネーションを働かせて、詠んでみましょう。
【詳細】
16時40分開場 17時~20時(終了後は通常営業となります、第二部のご参加状況によっては、延長もあり)
参加費 2,500円(オーダーは必須ではございません、もちろんオーダーも可能です)
※お席の都合上ご予約歓迎いたします(必須ではございません)
◆講師・フィットレル・アーロン氏のご紹介◆
早稲田大学高等研究所招聘研究員。日本古典文学研究者・教員。
ハンガリー出身。8~13世紀の和歌を中心に、日本古典文学、主に日本の古典和歌の外国語訳と海外における受容、変容、伝達について研究している。2020年から、和歌の多言語翻訳研究会「世界の中の和歌―多言語翻訳を通して見る日本文化の受容と変容―」の主催者の一人である。日本古典文学作品のハンガリー語訳も作成しており、今まで『更級日記』と『百人一首』(カーロイ・オルショヤと共著)の全訳などを刊行。2021年から令和和歌所の活動に参加し、古典和歌の現代・未来への継承にも努めている。